中村八幡宮

中村八幡宮の建物

【御 社 殿】
◆慶應 3年 9月造営 (草葺欅造10坪)
◆大正 7年 8月改築 (瓦葺欅造12坪)
※大正12年の大震災で一切の建造物を類焼。
◆昭和 8年 8月造営 (銅板葺檜造)
※<御社殿・太鼓楼・神門・瑞垣等70坪と荘厳に復興>
[当時の原図]が紹介されています。「社寺建築士 稲垣 庄造の軌跡」より
※昭和20年5月29日の大空襲による戦災を受け、一切の建造物を焼失。
◆昭和26年8月、再建復興困難な中、假御社殿を改築。
◆平成11年 12月御本殿建替(銅板葺檜造5.8坪)
◆平成13年 10月幣殿・拝殿改築(銅板葺檜造14坪)
◆平成13年 10月神饌所造営(3坪)
【吾妻稲荷神社】(境内社)
昭和29年改築 (2.5坪)
御祭神 倉稲魂命 (うかのみたまのみこと)
平成24年8月 お社改築(去ミ寺建築工務所 鈴木利曷氏奉納)/ 移築(3.08坪)
【忠霊祠】
昭和27年造営 (7.3坪)
※大東亜戦争をはじめとして戦死、戦病死された氏子の英霊350余柱を祀る。
【神楽殿】
昭和26年 8月造営 (20坪)
平成23年12月改築(新社務所に併設)
【社務所】
昭和33年10月造営(木造二階建80坪) 横浜開港百年記念事業として完成した。
※平成8年1月、社務所より出火し全焼。
平成23年12月改築(木造二階建)(延床面積253.08u(76坪)<神楽殿・参集所含む>)
【氏子町内神輿庫】
八幡町(宮本會)/中村町三丁目(神輿保存 敬神會)/氏子外有志(横濱龍王會)3棟
中村町2丁目(中居中興會)/中村町4丁目(中四神興會)/唐沢(唐澤子供祭禮會)1棟(平成22年11月移築)
【獅子・狛犬】
明治33年 9月造営
※「庭師 飯田〜<以下読取り不可>/東京深川 木旭〜<以下読取り不可>」の刻印有。
【中村地区のお宮】
「中村町稲荷山 稲荷神社」(通称:中村稲荷)
はじめ稲荷坂の中途にあったが、戦後この地に遷座し、中村地区の守護神とした。現在は、中村町 四丁目稲荷講のみなさまが中心となり、毎年2月「稲荷初午祭」を斎行する。
[鎮座地] 横浜市南区中村町4丁目287番地
[御祭神] 伏見稲荷・乙女稲荷・秋元稲荷の三神
[御社殿] 一間四方の覆殿の中に本殿を祀る
[境 内] 16.5u/5坪
 《地鎮祭》(ぢちんさい) 平成10年9月13日 斎行
 地鎮祭は「とこしづめのまつり」と訓むが、普通には音読して「ぢちんさい」と言う。
 伊勢の神宮では鎮地祭(ちんちさい)と称え、 世俗では単に地祭(ぢまつり)とも称えている。
 祭儀の主旨は、神殿、宮殿、官公衛、校舎、一般住宅、その他各種建物の新築、或いは各種土木事業の起工に際して、その敷地の 守護神を祀って神慮を和め、土地の平安堅固ならんことを祈請するのである。
 祭神は、産土神(現在では氏神さま)と大地主神(おおとこぬしのかみ)の二神を主神として祀る。
 《釿始祭》(ちょうなはじめさい) 平成10年12月17日 斎行
 社殿又は屋舎等を造営するに際して、これに用いる木材を木造(こづく)り始める祭儀で、釿始祭(てをのはじめさい) 或いは 木造始祭(こづくりはじめさい)とも言う。この儀は地盤既に成り、始めて斧斤(手斧)を下して建築工作に著手す る式であるから、地鎮・上棟に亜ぐ儀として重んぜられる。
 本義は元来工匠の行事を主とする。従って工匠自ら神を拝して儀式を行ったのであるが、近世以降は、神職がたおき ほおいのみこと ひこさしりのみこと祭儀を行い、工作に関する行事は工匠がこれを行うこととなった。
 祭神は木匠の祖神たる手置帆負命・彦狭知命の二神と所在の産土神を祀る。
 《立柱祭》(りっちゅうさい)平成11年4月2日 斎行
 「はしらだてのまつり」と訓じ、古くは柱立・柱堅とも書いたが、現在では音読して「りっちゅうさい」と呼称する。
 釿始祭に次いで執り行う造屋に関する重要な祭儀である。
 柱は家屋構造上最も主要な部分であるのみならず、古来「心の鎮」とも言われ、民家においても中央に立てる大なる 柱を大極柱(だいこくばしら)と呼ぶこと各地の旧家に多く見られる。大極とは最も枢要なることの意味であるが、招福 開運の神と崇められる大黒神の大黒と同音であるところから、この字を転用して広く「大黒柱」と称する。
 立柱祭は古来重要な儀式とされたが、立柱に次いで上棟を行うので、近世に至っては「立(建)前」とも称して立柱と上棟とを 併せ行ふ傾向が見え、現今ではむしろ上棟に重きを置き、その方を専ら「建前」と称するようになった。
 祭神は木匠の祖神たる手置帆負命・彦狭知命の二神と所在の産土神を祀る。
 《上棟祭》(じょうとうさい) 平成11年4月18日 斎行
 「むねあげのまつり」と訓むが、普通には音読して「じょうとうさい」と言う。
 神殿、宮殿、官公衛、校舎、一般住宅、その他各種建物の新築に際し、その「棟木」(むなぎ) を上げるに当り、家屋の守護神及び工匠の神を祭って、今後長く新殿新屋に禍(まがごと)なく幸あれかしと乞祈(こいのみ)まつる祭儀である。
 その儀、棟木を棟に曳上げる「曳綱の儀」(ひきつな)、棟木を棟に打ち固める「槌打(つちうち)の儀」、 餅銭を散じて災禍を除く「散餅散銭(さんぺいさんせん)の儀」を相次いで行い、この三儀を以て上棟祭の眼目とする。
 祭神は概ね木の靈神たる屋船久久遅命(やふねくくのちのみこと)・稲の靈神たる屋船豊宇気姫命(やふねとようけひめのみこと) ・手置帆負命・彦狭知命の四柱の神を主とし、これに所在の産土神を併せ祀る。
 《竣工祭 (しゅんこうさい)(新殿祭)
 並びに新殿清祓(しんでんきよはらい)の儀》
平成11年12月14日 斎行
 神殿、宮殿、官公衛、校舎、一般住宅等の新築工事が神明の加護により、無事竣工成就したことを神明に奉謝して、 喜び且つ祝うと共に、将来殿屋の安全堅固ならんことを願い、永く神恩を垂れ給うよう祈請する祭儀であり、 造営の最後に当たり、清祓の儀を執り行うものである。
 祭神は屋船久久遅命・屋船豊宇気姫命の二神。
 《遷座祭》(せんざさい)大祭 平成11年12月14日 斎行
 御祭神の御神靈に新殿にお遷りいただくお祭りで、深更斎行する事となっている。
 これは「浄暗」(じょうあん)と言い、清らかで静かな夜に行われるのが最も重い祭りの条件であることからである。 神社の最も大切にする御神靈をお遷しする、御建替の祭儀中、最も重要なお祭である。
 * 因みに、12月14日は御誕辰(ごたんしん)<御祭神(第十五代應神天皇)のお誕生日>当日にあたる。